2011年12月08日

韓国鉄鋼メーカー視察記〜大手高炉メーカ-おけるRFID金属タグの本格利用〜(1)

こんにちは。
株式会社CANVASです。

師走の多忙に取り紛れ、しばらく更新が滞っており大変失礼しました。

2011年9月のブログ記事(自動認識総合展で見つけた金属対応タグ2つの事例(2))で韓国の鉄鋼メーカで使用されている金属タグをご紹介いたしましたが、その後、実際に金属タグを使用している韓国の鉄鋼メーカを視察する機会に恵まれましたので、2011年11月14〜16日にかけて韓国に滞在し、RFIDタグを利用している鉄鋼メーカの他、アパレルメーカを見学しました。

本ブログでは、鉄鋼メーカの製鉄所見学を中心に韓国の状況も織り交ぜながら、今回から数回に渡り、取り上げたいと思います。

今回の視察きっかけは、9月の自動認識総合展で知り合ったフィンランドのタグメーカ(韓国の鉄鋼メーカで母材の内径に貼っているタグを製造)から、実際に使用している韓国の製鉄所を見学できる機会があるとのお誘いをいただいたことでした。
こちらとしては、またとない情報収集の機会でもありましたので、よろこんで参加させていただきました。

視察先である韓国鉄鋼メーカは粗鋼生産量では世界第7位、浦項・光陽に製鉄所があります。今回見学したのは浦項の製鉄所です。

見学したタグは、ICタグの入ったラベルのアンテナ(ICタグの入った部分)を折り畳んで金属面と垂直に立てることで、金属からの影響を少なくしたものです。
母材コイルの内径に貼り、コイル内径の金属面とICタグが直接触れる工夫もされており、母材コイル自体がアンテナとなり、複数のコイルも読み取れるとのことです。

韓国鉄鋼メーカー視察記〜大手高炉メーカ-おけるRFID金属タグの本格利用〜(1) 図1.bmp
※画像をクリックすると拡大画像を見ることができます。見えにくい場合は、ウィンドウを最大化してご覧ください。


補足1:韓国のITについての印象
CANVASでは、コイルセンター業界団体の共同利用型EDIセンター普及推進のお手伝いをさせて頂いている関係もあり、EDI動向の情報収集のため次世代電子商取引推進協議会(略称:ECOM 現:日本情報経済社会推進協会(JIPDEC))主催の2009年7月開催の「日韓デジタルエコノミー推進協議会フォーラム」に参加いたしました。
フォーラムで印象に残っていたことは、韓国では出生時に「住民登録番号」が割り当てられ、行政サービス、自動車登録、金融に関する実名登録、国民健康保険に活用されていること、USN(ユビキタス・センサー・ネットワーク)については、国策として民事・軍事両面での補助を行い、特にRFIDを活用したトレーサビリティ管理を推進しているとのことでした。
このような点から韓国のITはかなり進んでいるとの関心を持っていました。

補足2:金属タグ
改めて、韓国の鉄鋼メーカで使用されている金属対応タグについてご説明しますと、
一般的なRFIDタグは、金属面に直接タグを貼り付けると金属面の影響を受けて、読み取りにくくなりますが、金属面とタグを離すと読み取りやすくなるため、金属面とタグの間に隙間を設けたり、金属面とタグが接する材質の工夫をしたものを「金属対応タグ」と呼んでいます。但し、金属対応タグであっても金属製品の影に隠れた場合は読み取れない場合があります。


次回は、製鉄所見学の様子、感想をご紹介したいと思います。

お問合せはこちら(株式会社CANVAS HPお問合せフォーム)まで。



=========================================================
【締め切り間近】株式会社CANVAS名入りカレンダープレゼント実施中
=========================================================

当社ブログご愛読いただいている方への感謝を込め、当社社名入り3ヶ月カレンダーを5名様にお送りするキャンペーンを実施しています。

詳細はこちら(5名様に2012年カレンダーをプレゼント)をご覧ください。

締め切り:12月10日


posted by canvas at 16:51| RFID | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
×

この広告は1年以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。