2011年09月26日

コイルセンターにおける水銀規制対応の注意点(1)

こんにちは。
株式会社CANVASです。

CO2削減の観点から、数年前から省エネルギーが呼びかけられてきましたが、東日本大震災後の電力不足を契機に、本格的に省電力型の機器への切り替えを検討された方も多いのではないでしょうか。

震災前に、コイルセンターA社の社長様とお会いした際、工場・倉庫で使用している水銀灯の話題になりました。
A社社長様のお話では昨年(2010年)、CO2排出量削減のために、水銀灯の傘(反射板)を反射効率の良いものに交換し、照明器具本体も水銀灯よりも消費電力が少ないメタハラ(セラミック・メタル・ハライドランプ)に一部交換されたとのことでした(今年はLED照明の価格が大幅に下がりましたが、昨年は高価で検討はしなかったそうです)。

A社ではCO2削減について地球環境への環境配慮もあり継続的に実施されているとのことでしたが、「水銀規制条約」という水銀を使用した製品の使用を禁止する条約の締結が検討されていることについてはメタハラへの交換後にお知りになったそうで、もう少し早く知っていれば水銀を使用していないLED照明を検討したのにと残念がっていらっしゃいました。

現在、照明等、機器の切り替えを考えておられるのでしたら、水銀規制条約により近い将来には、水銀灯・蛍光灯の使用が出来なくなりますので、新規設置や老朽化による交換では水銀を使用していないLED照明の検討をお勧めいたします。

水銀を使用した器具は、水銀灯・蛍光灯・電池・計測器・スイッチ等があり、コイルセンターでは、工場・倉庫の照明に水銀灯が多く使用されています。

【水銀灯】
水銀蒸気のアーク放電により発光する。
【メタハラ】
水銀とハロゲン化金属(メタルハライド)の混合蒸気のアーク放電による発光する。
水銀灯に比較して高輝度・寿命2倍・電力コストは1/2といわれている。

また、日本国内の公共施設では使用する照明器具のLED照明への切り換えが進んでおり、日本照明器具工業会(照明器具メーカ100社)でも2009年に公共施設向けのLED照明に関する照明器具の仕様改定が行われLED普及のための環境整備が進んでいます。

次回はあまり知られていない水銀規制の概略についてご説明いたします。


posted by canvas at 11:39| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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