2014年10月24日

ISDN電話網廃止とEDIへの影響 -EDIの2025年問題対応のポイント-

こんにちは。
株式会社CANVASです。



先日、EDIに関するセミナーを受講しました。
セミナーは鉄鋼流通・コイルセンターに限らず幅広い業種を対象としたものです。最近のEDI動向知ると共に改めてEDIの基本事項について学ぶことができました。


今回のコラムではセミナーの中で特に気になった、2025年のNTT固定電話網廃止について留意点と検討のポイントを簡単にご紹介したいと思います。


ご存知のように鉄鋼業でのEDIの歴史は古く、鉄鋼メーカ⇔商社間では1967年頃から既に始まっていたと聞いています。
セミナーによればその他の業種では1980年頃からEDIルールの標準化への取り組みが始まり、現在も普及が広がっているそうです。
最近では新しいプロトコルの採用と特に流通卸・小売業で「流通BMS」というEDIが整備され広く普及しているとのことです。


また、セミナーでは参考情報として2025年までにNTTの固定電話網が廃止となり、現在ISDNのダイアルアップ方式でEDIを行っている場合は影響を受けるとの説明がありました。
固定電話網廃止とはNTTが現在提供している電話回線網による通信サービスを2025年までに完全に廃止し、インターネット回線網(IP網)へ完全移行するものです。


もし現在EDIをダイアルアップ方式で相手先に接続している場合は、早い時期に下記検討をお勧めいたします。

【検討のポイント】
・取引先との新方式への移行調整(相手先からある日突然一方的に変更を告げられる場合も想定されます)
・インターネット回線利用を前提とした通信ソフト・EDIソフトへの移行検討
・ダイアルアップルータ等の通信機器の入替準備
・移行後もダイアルアップと同等なセキュリティ対策を考慮


全銀手順は全銀TCP/IP手順(IPアドレス指定で伝送)に移行する方法も考えられますが、ハードの入替は必要になります。


2025年は東京オリンピックの5年後でまだ遠い先のことと思われるかもしれませんが、現状把握として自社のEDIがダイアルアップ方式であるかどうか調べておくことをお勧めいたします。
また、新規EDIを検討される場合は2025年までに電話回線網廃止が行われることも考慮しておくことが必要となります。


直近の動きとして石油化学工業協会のEDI委員会(CEDI)では本件について既に対応策の検討を始めています。


【参考URL】
- 石油化学工業協会-
電話回線網(ISDN)廃止対策について
https://www.jpca.or.jp/cedi/event/pdf/23/7.ARC_WG.pdf

- 総務省ホームページ-
電話網(PSTN)からIP網への円滑な移行について
http://www.soumu.go.jp/main_content/000117833.pdf


本ブログ記事に関するお問合せはこちら(株式会社CANVAS HPお問合せフォーム)まで。


(YM)


posted by canvas at 14:06| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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