2014年09月04日

名古屋工場見学体験記(4)

こんにちは。
株式会社CANVASです。

シリーズでお話してきました名古屋工場見学体験記ですが、最終回となる第4回の今日は大手電機メーカーB社の見学内容をご紹介します。

第1回でも説明しましたが、B社は大手電機メーカーです。
主な製品としてシーケンサー、レーザ加工機、FA制御機器、サーボ製品などを生産しており、従業員数は約2000人です。


見学させていただいたのは@製品展示場、A加工機製造工場、BFA制御機器製造工場 の3箇所です。
B社は加工機組立工場ではユニット組立(静止式)、FA制御機器製作工場ではセル生産方式を採用していました。見学後の質疑でB社の担当者様がセル生産導入の理由として顧客志向、多品種少量生産を挙げていました。
セル生産の導入により顧客からの対応性、納期スケジュールの柔軟性は高まったと考えられるとのことです。


@製品展示場
展示場では各種の製品の実物が置かれていました。
見学では主にFA制御機器(シーケンサー、サーボ、産業用ロボット等)と産業メカトロニクス製品(レーザ加工機、ワイヤ放電加工機)について説明を受けました。
サーボのモータ制御の精度の高さを表す実演では3台の羽根つきモーターを同時に動かし羽根を歯車のように交差させていました。
羽根同士が重なり合っても全く衝突することがない高い制御技術に驚きました。

産業用ロボットは注射器の組み立ての実演が行われていました。
人の手と同程度の大きさのアーム2本で、注射器の外筒にブランジャー(押し子)を入れる作業を行っていました。ロボットの動きは正確で非常になめらかでした。

ワイヤ放電加工機を始めとする各種加工機も実物が展示されていました。
展示部分は防塵のためかガラス窓で仕切られており、縦・横・高さが2mを超える大きさの機械が一列に並ぶ様子は迫力がありました。
また、ワイヤ放電加工機に使用するタングステンワイヤは、実物が展示されており実際に触ることができました。


A加工機組立工場
主な製造工程はキッティング→サブ組立→メイン組立→カップリング→検査→完成 となります。
工場構内は製造している製品や工程ごとに区切られています。
実際に見学したのは部品置場、レーザ加工機と二次元レーザ発振機の一部組立工程です。

レーザ加工機、二次元レーザ発振機は、1人で機械一台のセクションの組立を行っていました。
機械の周りには部品および工具の入ったキャビネットが置かれており、作業者がすぐに手に取ることができる配置になっていました。
また、電子掲示板で工程進捗管理を行っており、エリアごとに進捗が記載されていました。


BFA制御機器製作工場
見学前に1Fで工場の紹介映像を見ました。
映像によれば社内物流システムとして部品供給が自動化されており、1-4Fは無人運搬車が部品を運んでいるとのことです。
実際に見学したのは小型インバータ、サーボモータ、基板の製造工程です。

小型インバータの組立はインバータ本体が置かれた作業台の周辺に工具や部品などが置かれており、従業員1人で1台のインバータの部品の組み付けを行っていました。
1台が完成すると隣にある検査機で検査します。
案内の方の説明によれば製品管理の手法として、検査で問題なかった製品は外側に直接レーザ印字を行なっているそうです。

基板はガラスに覆われた作業スペースでロボットによる自動生産が行われていました。
主な工程はチップ装着→検査→はんだ付け→通電試験→防湿→組立ラインへ となっています。


また、FA制御機器組立工場では空調システムや休憩室が配備されており従業員の方への環境整備も生産効率を高める一つの要素だと感じました。



以上で4回に渡ってご紹介してきた名古屋工場見学体験記は終了となります。



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posted by canvas at 10:59| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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